【iOS8】ドキュメントプロバイダ 導入
導入編
iOS8から追加されたextensionの一つ、ドキュメントプロバイダについて調べる機会があったので忘れないように載せておきます。
【ドキュメントプロバイダの主な機能】
- import
- export
- open
- move
今回やりたかったことは、「アプリAからアプリBに写真選択のリクエストを送る、アプリBからアプリAに選択された写真データを渡す」という感じ。
これを import でやってみました。
アプリへの導入
いろいろと設定するものがあるので、長くなりますが載せてみます。
import、export、open、move、どれでも同じように設定するようです。
プロジェクトが二つ必要になるので、HostApp、ContainingAppを用意しておく。
- DocumentProviderの追加(Containing app)
- App Groupsの設定(Containing app)
- iCloudの設定(Host app)
1. DocumentProviderの追加(Containing app)
<ターゲットの追加>
・【File】→【New】→【Target】→【DocumentProvider】を選択
【Include a File Provider extension】:open, moveを使用する際チェック
・新たにターゲットとDocumentPickerViewControllerクラスなどが追加される
2. App Groupsの設定(Containing app)
・【TARGETS】の【Capabilities】を選択
使用するApp Groupsにチェックを入れる
ContainingApp,MyDocumentProvider共に設定が必要
※ App Groupsの管理はiOS Dev CenterのCertificates, Identifires内で可能
3. iCloudの設定(Host app)
・【TARGETS】の【Capabilities】を選択
コードを書き始める前に必要な設定はこのぐらいかと思います。
また時間のある時に実装の方法も載せておきたいです。